第9話『ALL Link to YOU』
PART 6
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早朝、石川県産業展示館に向かうために、バス停に歩いている花帆。
- 花帆
らんららーん♪ らんらんらーん♪
- 花帆
素敵な朝に、おはよう~。
- 花帆
太陽さんにも、おはよう~。
- 花帆
ああー、きょうもステージの準備が、始まるんだね~♪
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うららかにバス停にやってくる花帆。
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そこでスマホに着信。
- 花帆
ん……? あっ!
- 花帆
梢センパイ、おはようございます!
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電話に出て、花帆はニッコニコ。電話相手は、乙宗梢。
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ここでは、梢からの声は描写せず。
- 花帆
どうしたんですか?
センパイからかけてくれるなんて、珍しいですね。 - 花帆
えへへ……。
でも、嬉しいです。久しぶりに声が聞けて。 - 花帆
はい。 準備は順調ですよ!
お手伝いの方々と一緒に、繋がる力でがんばってます!
あともうひと踏ん張りです! - 花帆
あっ、ごめんなさい! もうバスが来ちゃいます!
あとでまたかけ直しますね! - 花帆
え? 大丈夫? 声が聞きたかっただけ、ですか……?
それなら、いつでもかけてきてください! 24時間受け付け中です! - 花帆
はい、それではまた!
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ピッとスマホを切って、スマホを見つめて再び相好を崩す花帆。
- 花帆
えへへ……。
よーし、きょうもがんばるぞー! - コメント
花帆が展示館にやってきて、ボランティアのみなさんに挨拶。
- 花帆
さ、それでは一日、張り切ってがんばりましょう!
- ボランティア
おー!
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※ガヤ。その場にいる全員で。
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と、花帆も早速きょうの準備に取り掛かろうとしたところで、瑠璃乃が真面目な顔で(とはいえ、暗くはならず)花帆に声をかけてくる。
- 瑠璃乃
ね、花帆ちゃん、ちょっといいかな。
- 花帆
うん?
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苦笑いする瑠璃乃。
- 瑠璃乃
場所、変えよっか。
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野外に移動、など。
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その間に、瑠璃乃が説明をしてくれている、という体で。
- 花帆
……え!? 参加できなくなっちゃったの……!?
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瑠璃乃は暗い顔。ただこれで諦めたわけではぜんぜんないので、落ち込んでいるわけではなく、しょんぼり、という程度。
- 瑠璃乃
うん……。
- 瑠璃乃
前からすごく楽しみにしていた社会人のお姉さんが、ね……。
一緒に出るはずだったお友達がその日、大事な面接があるみたいで……。 - コメント
一緒に、残念そうに眉根を寄せる花帆。
- 花帆
そうなんだ……。
- 瑠璃乃
どうにかして予定をズラせないかなって思ったんだけど、
だめだったみたい……。 - 瑠璃乃
それはその子の夢だから、邪魔はしたくない、って。
- 花帆
……それじゃあ、お姉さんは、ひとりで?
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首を横に振る瑠璃乃。
- 瑠璃乃
ひとりで出ても仕方ないから……。
- 瑠璃乃
1月から転勤が決まってるみたいで、
これが最初で最後の機会だったんだけど……諦めるって。 - 花帆
そんな……。
それじゃあ、Bloom Garden Partyにも出られないんだ……。 - コメント
花帆、暗い顔で考え込む。
- 花帆
……どうにか、ならないかな。
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その言葉を聞いて、瑠璃乃も小さく微笑む。花帆ちゃんならきっとそう言ってくれると思った。
- 瑠璃乃
うん。 ルリも姫芽と話して、
ひとまず花帆ちゃんとさやかちゃんに相談してみようって。 - 花帆
ありがとうね瑠璃乃ちゃん、頼ってくれて。
- 瑠璃乃
ひとりで考えても、落ち込んじゃうだけだからね。
- 瑠璃乃
できれば、みんなの願いを叶えてあげたいよね。
- 瑠璃乃
花帆ちゃんが言ってくれたみたいに、
“ひとりでも多く”じゃなくて、そのぜんぶを。 - 花帆
うん。 そうじゃなきゃ、意味がない……っていうのは、大袈裟かもだけど。
あたしたちが目指したいのは、『すべての人が花咲けるステージ』だもん。 - コメント
前向きに明るくなっていく花帆。
- 花帆
考える前に諦めちゃ、だめだよね!
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その言葉を聞いて、瑠璃乃の『もしかしたらダメかも』という気持ちが、徐々に『なんとかなるかも』という気持ちになっていく。
- 瑠璃乃
……ふふっ。 やっぱり花帆ちゃんに話してみて、よかった。
- 花帆
じゃ、さやかちゃんのところに行こ!
みんなで考えれば、きっとどうにかなるよ! - 瑠璃乃
だね!
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笑顔でうなずき合うふたり。
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運営本部?的な場所にやってくる花帆と瑠璃乃。そこで事務作業をしていた吟子に問いかけると、吟子は先ほどのさやかの焦った顔を思い出しつつ告げる。
- 吟子
あ、えっと……。
さやか先輩なら、先ほど、病院に向かいました。 - 花帆
えっ!?
- 瑠璃乃
さやかちゃん、どうかしたの!?
- 吟子
あ、いえ、さやか先輩ではなくーー。
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吟子が軽く事情を説明したという体で場面切り替え。
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場面切り替え。
- さやか
ふぅ……。
- 花帆&瑠璃乃
さやかちゃーん!
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そこにたたたと駆け寄ってくる花帆と瑠璃乃。
- さやか
わわっ、おふたりとも、どうしたんですか? そんなに慌てて。
- 花帆
そりゃ慌てるよ!
- 瑠璃乃
吟子ちゃんから聞いたよ。
お見舞いに行ってきたんだって? - コメント
ああ、それでやってきたんですね、と納得するさやか。怪我をしてしまったスクールアイドルのことを思い、少し悲しそうに微笑む。
- さやか
……ああ、すみません。 心配をかけてしまって。
- さやか
詳しい事情は、また後ほど話しましょう。
これ以上、準備に穴を空けてしまっては、皆さんに迷惑をかけてしまいます。 - 瑠璃乃
そだね……。 じゃあ、さやかちゃんもきょうの夜、ちょっと話そ?
- さやか
わかりました。
- 花帆
うん……。 じゃあ、また夜にね。
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ふたりと別れる花帆。次から次へと問題が起きていることに、不安げ。
- 花帆
……なんだろう、この胸騒ぎ。
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ひとりになって、胸をきゅっと押さえる花帆であった。
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そこで、お悩み相談窓口に戻ってきた花帆。
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代わりに相手をしていたセラスが、花帆を見て、呼びかける。
- 花帆
……うん?
- 花帆
なんだか、騒がしいような……?
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首を傾げつつやってきたところで、慌てたセラスが声をかけてくる。
- セラス
あっ、花ちゃん!
こっちこっち! - 花帆
えっ、なになに?
- セラス
え、えとえと、ちょっと、もめてるみたいで……。
- 花帆
えっ!?
- 広実の友達
なんでトロッコが使えないの!?
- 広実
いやだから説明してもらっただろ!
もうメインステージは一杯なんだよ! - 広実
サブステージならできるって、そう言ってるだろ!
- 広実の友達
それじゃ意味ないじゃん! せっかく作ってもらったのに!
あたしはこのステージでトロッコに乗りたいんだって! - 花帆
な、なんの騒ぎ!?
- 広実
あ、花帆サン……。 いや、すみません。
こいつがまたさらにワガママ言って。 - 広実の友達
……ワガママとかじゃないし。
- 花帆
えっと……。
- 広実
メインステージが一杯で、
トロッコを使ってる時間的な猶予がないって言われたんす。 - 花帆
あ、でも、メイン以外にもいろんなステージを作ろうって思ってて!
- 広実の友達
……。 あたしは、このいちばん大きなステージが使いたかったんです。
- 花帆
そう、だったんだ……。
- 広実の友達
誰かに、サブステージに移ってもらったり、できないんですか?
- 広実
お前なあ!
- 花帆
……うん、わかった。
- 広実
花帆サン……!? いや、こいつのワガママに付き合う必要、ないですよ!
- 花帆
でも、あたしが約束したから。
『ぜんぶの人が花咲けるステージ』を作るんだ、って。 - 広実の友達
……すみません。 でも。
- 広実の友達
泉さんが、メインステージ用に、
すごくいいトロッコをデザインしてくれて……。
あたしたちみんなで作った、トロッコなんです。 - 広実の友達
この日のために、いっぱい準備して……。
他にも、使いたいって言ってくれた子がたくさんいて……。
今はこれが、あたしたちみんなの夢なんです。 - 広実
……お前、そういうことだったのかよ。
- 花帆
うん。
- 花帆
みんなに話を聞いてみるから。
諦めるのは、まだもうちょっと待ってて。 - 広実の友達
……信じても、いいんですか?
- 花帆
……っ。
きっと、なんとかしてみせるから! - コメント
だがそこで、花帆は気丈に微笑む。
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帰ってきて、学校の屋上にやってきた花帆、さやか、瑠璃乃。
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三連華の誓いをした場所で、それぞれ困難を抱えて、途方に暮れている三人。
- さやか
そうですか、そんなことが……。
- 瑠璃乃
花帆ちゃんも、お疲れ様。
- 花帆
ううん、あたしはぜんぜん。
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ちょっと疲れた顔で微笑む花帆。
- 花帆
それで、さやかちゃんの方の事情は?
お見舞いって、言ってたけど。 - さやか
……。
- さやか
先日、わたしたちに『ラブライブ!に敗退してから、
Starring Bloomがあってよかった』と言ってくださった方が、
いたじゃないですか。 - さやか
あの子が、練習中に足をくじいてしまって。
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顔色を変える花帆。
- 花帆
それって……。
- さやか
幸いにも大事には至りませんでしたが……。
恐らく、Starring Bloomには、間に合わないでしょうね。 - コメント
瑠璃乃も共感して、しょんぼりした顔に。
- 瑠璃乃
……悔しいだろうなあ。
- さやか
お見舞いに来たわたしの前では気丈に振る舞っていましたが……。
きっと、そうでしょうね。 - さやか
もっとうまくなりたいと言って、
自主トレーニングでも少し、無茶をしていたらしく……。 - さやか
『自分はなにをしてもだめなんだ』と、悲しそうに微笑んでいました。
- 花帆
……あたしはわかるな、その子の気持ち。
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序章3話での失敗を思い出し、暗い顔になる花帆。
- 花帆
あたしも、スクールアイドルになったばかりの頃、
それで、梢センパイに迷惑を掛けちゃったから……。 - さやか
……そんなことも、ありましたね。
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小さく首を横に振って、それから途方に暮れる花帆。
- 花帆
世界平和みたいな途方もない願いだ、
ってさやかちゃんは言ってくれたけどさ。 - 花帆
『すべての人が花咲くステージ』って……やっぱり、難しいね。
- さやか&瑠璃乃
……。
- 花帆
みんな、いろんな願いがあって、
夢があって……。 - 花帆
他の人から見たら、小さなことでも、
その人にとってはきっと、ものすごく大事なことで……。 - 花帆
だから、ひとりひとりに真剣に、
ぜんぶを叶えてみせるんだって誓ったのに……。 - 花帆
どうしても、手が届かないところが、出てきて……。
- さやか
……万事が順調には、いきませんね。
- 瑠璃乃
最初からさ、すごく難しいことにチャレンジしてるんだ、
って気持ちはあったけど……。 - 瑠璃乃
いざ目にすると、やっぱりショックだなあ……。
- 花帆
……。
- コメント
落ち込んだムードが蔓延する中、さやかが微笑む。
- さやか
……でも、夢見てしまいましたからね。
- さやか
到底、叶わないような夢だとしても、
それができたら、どんなに素敵なことだろう、と。 - コメント
さやかの言葉を繋いで、瑠璃乃も微笑む。
- 瑠璃乃
そうだね。 花帆ちゃんの夢が、繋がって……。
さやかちゃんが部長を託されて、ルリがヒーローになりたいって願って。 - 瑠璃乃
姫芽も、吟子ちゃんも、小鈴ちゃんも、
セラスちゃんと泉ちゃんも……。 - 瑠璃乃
今ではみんながみんなで、
本気で『すべての人』を花咲かせるんだ、って、がんばってくれてる。 - コメント
ふたりの言葉を受けて、花帆が顔をあげる。
- 花帆
……やっぱり。
- 花帆
やっぱりあたし、諦めたくない!
- 花帆
ね、きっとできるはずだよ! あたしたち3人なら!
- 花帆
あたしたちスクールアイドルクラブなら……
今までだって、どうにかしてきたんだもん! - 花帆
考えよう! 最後まで!
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それから、グッとうつむいて拳を握り、決意を改めて誓う花帆。
- 花帆
あたし、思うんだ。
- 花帆
誰かひとりでも見捨てちゃったら……それはきっともう、
Bloom Garden Partyに夢を託すことが、できなくなるって! - 花帆
叶わなくていい夢なんて、どこにもないから!
- 花帆
だから!
- コメント
さやかも瑠璃乃も、微笑む。
- さやか
ふふ、誰が諦めたと言いましたか?
- 花帆
えっ?
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驚いてさやかを見返す花帆。
- 瑠璃乃
言ったじゃん。
花帆ちゃんの夢が、ルリたちの夢になったんだ、って。 - 瑠璃乃
そう簡単に諦めきれないっしょ。
“夢”なんだから! - さやか
そうですよ。 『あなたにだけは笑っていてほしい』。
かつて、そう言いましたよね。 - さやか
わたしにとっての“あなた”は、花帆さんだけじゃありません。
いつだって目の前でひたむきにがんばっている誰かなんです。 - さやか
だからわたしは、すべての人に笑っていてほしいんです。
- 花帆
瑠璃乃ちゃん、さやかちゃん……!
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そんな成長したふたりの心強い言葉に、顔を輝かせる花帆。
- 瑠璃乃
ルリたちは、地に咲き誇る蓮ノ三連華。
ひとりじゃできないことだって、3人ならきっとなんとかなるよ。 - 花帆
3人なら……。
- 花帆
……たったひとつの大きな花を咲かせるんじゃなくて……
3人が、別々の場所でお花畑を作れば……? - さやか
花帆さん?
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花帆は、まだ確信がもてない口調で、つぶやく。
- 花帆
遠い星から見えるような、大きな花じゃなくても……。
この世界すべてがお花畑になれば……それって、
きっと遠い星からでも、見えるよね……? - 瑠璃乃
ど、どゆこと?
- 花帆
……あのね、さやかちゃん、瑠璃乃ちゃん!
あたし、今からちょっと無茶なことを言うね!? - さやか
なるほど。
いつもの花帆さんということですね。 - 花帆
ちょっと!?
- 瑠璃乃
いいからいいから、ほらほら。
聞かせて? - 花帆
だからね、つまりね!
- 花帆
たくさんのお花畑を、作ればいいんだよ!!
あたしたち、蓮ノ三連華みたいに!! - さやか
たくさんの……。
- 瑠璃乃
お花畑……!?
- 花帆
話したいことがあるんだ!
明日、みんなに部室に来てもらおう! - さやか
いいえ。
- 瑠璃乃
善は急げ。 今すぐ!
- 花帆
っ! うん!!
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真夜中、部室に集められる部員一同。
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ここは説明シーンなので、音声なしで描写(点描)だけで飛ばします。
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全員の前で、花帆が熱弁する。
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驚く面々。
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小鈴が立ち上がり、拳を突き上げる。
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姫芽が笑顔で、親指を立てる。
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吟子は頭を抱えた後、吹っ切れたように拳を握る。
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セラスが拍手。
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泉は爆笑。
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そしてさやかと瑠璃乃は花帆に微笑む。
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花帆、満面の笑みで、ピースサイン。